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口紅水仙

4月にはいっても寒い日々、口紅水仙の蕾があがってきたと山梨の知人から連絡がありました。 彼女の畑で群生している草花の中で、いちばん早く咲くのが口紅水仙、「他にはヒヤシンスがちらほらかな、もうすぐジューンベリーの蕾がふくらみそう、あとは何も。」とのこと。
春が遅い土地の口紅水仙は、東京で育てたものの半分くらいの大きさです。
そもそも東京で口紅水仙を育てても2年続けて咲いてくれるかどうか、毎年球根を植え直すような花、群生など聞いたことがありません。
本名はナルキソス・ポエティクス、自生地はアルプス、ピレネー、イギリス。
植物学者リンネによると美少年ナルキシス伝説の花はこの口紅水仙だという。
標高2300メートルくらいまでの日当たりのよい湿った傾斜草原に自生すると書いてある。
遠く離れた日本で植えた口紅水仙が、長い時をかけて何百という数に増えて、まるで自生地のもののような可憐な美しさで咲く。とても素敵なことです。

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